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2012年05月24日

日本の技術は中国、韓国へ

日本のエレクトロニクス技術が世界から取り残されています。昨年の大手電気メーカの決算はpanasonic,sony,sharpなどさんざんな決算となってしまい工場閉鎖や人員削減計画が発表されています。

10年前であれば、半導体やテレビは日本がトップで世界の最先端の技術を持っていたのに、エルピーダはおかしくなってしまうし、液晶も韓国に追い抜かれて亀山ブランドも工場閉鎖、ELテレビも危ない状況です。

しかも、専門技術者は定年後あるいはレイオフ後は中国や韓国へ引き抜かれていってしまいました。

これは、日本のメーカーが技術者を育成してなかった事が原因と言われてます。大企業で働いていた細分化された仕事の専門技術者は、一つの事だけの技術や研究により深い知識を蓄える事が出来ました。

が、専門技術者は経営や管理についてはいっさい関心がなくそれを学ぼうとする事に拒否反応をすら示し転勤や長期出張も両親の病気や子供の進学問題などあらゆる不都合をたてにとって抵抗する。となっていたのです。

この人たちの技術はすばらしいものがあるのですから、定年後の受け皿需要は中小企業にもたくさんあるはずです。でも、少人数の中小企業ではどんな仕事でもやらなければならないので、ミスマッチが生じてしまいます。

このままでは、優秀な日本の技術者が海外に移ってしまい日本のエレクトロニクス産業自体が危なくなってしまいます。

つまり専門技術者は技術はすばらしいが、トップになる野心がなく、正直で従順、偏ったイデオロギーもない、だから中国で大人気となるのです。

 
そして、定年後もまだまだ働けるわけですから、中国から引き抜きが続いているのです。

技術者の海外流失という現実をなくすよう国や大企業だけでなく当の技術者にも求められています。



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Posted by ネットワーク(株) at 09:27│Comments(0)中国、アジア情報
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