★ネットワーク株)ブログ★ホールから会議室まで音響設計と音響施工の日々

  

浜松市の旭ヶ丘幼稚園に音響の修理で訪問しました。

アンプが故障していたので修理したのですが、ミキサーはすでにデジタルミキサーが設置されていて、音を出すと、幼稚園とは思えな良い音がしていました。




園長の話では各教室ごとに生ピアノ（アップライトピアノ）が設置されているとの事。

経費削減や場所の問題で、電子ピアノがほとんどの幼稚園で、アップライトピアノが教室に一台づつあるのは驚きです。

しかも、調律を必ず実施しているとの事で、さらににびっくり。

音の仕事をしている私達からすると、２、３歳から幼稚園くらいの時に音感は作られると思っています。

その大切な時期に、音の割れたスピーカや調律の狂っている音を聞いた子供は、成長して音楽がわかるようになるのか疑問です。

幼稚園の教育は成長期に向けての非常に大切な時期です。子供だからと手を抜いていない教育に感心します。

発表会も先生たちだけでなくプロの業者に任せていると聞きました。いったいいくらかかっているのか、入園料はいくらなのか気になってしまいます。




よくよく話を聞いてみると、旭ヶ丘幼稚園は平和こども園の系列で、平和こども園ではもっとすごい事をしていると言ってました。

話半分でも、他の幼稚園よりお金がかかっていて、その分良い教育を受けている園児は幸せです。