Bluetoothは変化している

ネットワーク(株)

2015年11月19日 06:00

 有線のケーブルを接続する時は、「これはヘッドフォンのケーブル」「これはプリンターのケーブル」と用途によって用いるケーブルが異なり、機器によってどのケーブルを接続できるか異なります。


 無線のBluetoothでは、接続したい機器がお互いに同じ、たとえば、A2DP音楽再生プロファイル(規格,標準化)に対応していれば、その2台を無線で接続することができます。


そして、この接続のことをペアリングと言います。


つまり,同じ規格になっていないと、接続できません。


また、Bluetoothは音楽を圧縮して伝送しています。


Bluetoothのペアリングがスマートフォンとヘッドホンで接続の説明です
エレコムのホームページより。





スマートフォンからヘッドホンに転送される音楽データはデーター量が多いので圧縮しています。


そしてこの圧縮方式をコーディックと言います。

また、コーディックはいくつか方式が有ります。



主な方式は 

SBC----------一般の方法
AAC----------主にiPhoneで使用
aptX----------主にAndroidで使用



スマートフォン送信側とヘッドホン受信側が同じコーディックに対応していないと接続は出来ません。

なかなか複雑です。


またBluetoothはバージョンがいくつかあり,徐々に進化しています。


バージョンは


1.1ーーーー一般の普及バージョン
1.2ーーーー無線LAN2.4Gの干渉対策対応
2.0ーーーー3倍のデータ転送速度実現
2.1ーーーーペアリングの簡略化対応
3.0ーーーー8倍のデータ転送速度実現
4.0ーーーー低消費電力モード対応



さらに、電波の到達距離をclassで表示されます。


class1 100m 100mW
class2 10m  2.5mW
class3 1m     1mW


Bluetoothはむずかしいですね。






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